(1)貯金を投資してお金を増やしてみる
起業というのは借り入れなしで行うのが理想ですが、年齢が若ければそれだけの貯金も資金もないことがほとんどです。
家の財産を相続したり、知り合いの誰かが助けてくれない限り、お金が勝手に増えていくことなどないですから、大抵の人は借り入れをしたくなくてもしなくてはならないのが現実でもあるでしょう。
けれどそうした借り入れをしなくても起業する方法として、投資をしてみるということがあります。
自分のいくらかの貯金を元手に株投資やFXなどをしてお金を増やしてみると良いでしょう。
こうした投資で増やす方法はかけでもありますが、うまくいけば起業できるだけの十分な資金を得ることも可能です。
けれど投資は自己責任といわれることも多いほど、損をしても誰かを責めることはできないものです。
ですからしっかり勉強してから始めるようにしましょう。
もしこうした投資をすることに抵抗があるようであれば、投資のようにお金を増やす方法は諦めて、今ある資金でなんとか起業できる方法はないかを考えてみましょう。
(2)自分の住んでいる家をオフィスに設定する
起業するのに必要なのはオフィスとなる場所とOA機器、従業員ですが、これらは最初スタートしてばかりのころは必ずしも新しく用意しなければいけないものばかりでもありません。
ろくにオフィスは自分の住んでいる家を利用すれば新しく賃貸料なども発生しませんし、大幅に必要な費用を減らすこともできるでしょう。
OA機器も中古のものやレンタルを利用すれば安くすることが可能にもなります。
また、従業員も必要最低人数にすればお給料が発生するようなこともないでしょう。
自分でやりきれない仕事があればそれを必要最小人数でできるように無駄を省いたり、少数で回す方法を考えてみましょう。
人件費というのはとても大きいですから、できるなら自分一人で行ったほうが良いということもあります。
ですが営業も経理もすべて自分ということになれば、どれもこれも中途半端になってしまうことも考えられます。
なので会社の仕事に影響するようであれば人は雇ったほうが良くもあります。
(3)起業後、数年持たない会社というのはとても多い
ですが借り入れなしで起業することはできても、問題はその後です。
運営をスムーズにしていくためには費用がどんどん必要になることも多いです。
なのでお金は余裕を持っておかないと困ります。
数年持たない会社というのはとても多いので、順調なのは最初だけだと思っても良いでしょう。
そういった意味でも借り入れなしでも、貯金や資金は多く見ておかないと困ります。
そして借り入れなしにしたいのに資金が足りない時は、同じような考えや夢を持つ同士で会社を立ち上げてみるのもおすすめです。
誰かと協力することによって資金も多く持つことができます。
けれどどちらが多くお金を出したかによって力関係が変わってしまうようなことも多いので注意です。
(4)いかにうまく節約していくか、予算をうまく使うか?
自分が一番上という関係にしたいのであれば、やはりお金も最初から出しておくことが必要にもなってくるでしょう。
このように借りなしで会社を立ちあげることはできますが、それなりの制限やリスク、やりたいことが出来ないということもあります。
なので計画的に行うようにもしましょう。
株式会社にでもなれば株を発行して多くの人から資金を集めることもできるので良いですが、最初は限りがある状態であるものです。
いかにうまく節約していくか、予算をうまく使うかということにも注目していくようにしましょう。
無駄が多ければそれだけ出費も多くなり運営がきつくなりますから、宣伝するにも効果が出る物は続け、出ないものは早めに切り上げることというのも大事になってくるでしょう。
こだわりを捨てなければいけないようなことも場合によっては出てくるでしょう。